架空鉄道 「神原急行鐵道」再始動

 

 大学の対面授業が始まって一ヶ月。オンライン授業との併用のおかげで、登校するのは週3日だけでよくなったが、コロナ禍の最中の時より何かに集中して取り組むといったことが疎かになりつつあるような気がする。

 

架空鉄道を始めます

 さて、ひと月前ぐらいにこんなツイートをした。

 以前に少しやってた架空鉄道という遊び方、これを復活させるのだ。もともとこの「神原」という空想上の地名はsimutransのマップのためにつけたものだった。一方で、私の鉄道模型ライフとして、架空の鉄道会社のつもりで車両を集めたいというのがあって、その架空会社に神原を流用した。

 おかげで「simutransの神原市」・「架空鉄道の神原急行鐵道」と2つの世界観ができてしまうが、世界観は特にリンクさせるつもりはないのでご注意を。

 

コンセプト

 今回の架空鉄道のコンセプトは

  • 線路幅:1067mm
  • 経由地:京都〜神戸〜洲本〜徳島
  • モデル:京神急行電気鉄道・本州四国連絡橋構想 神戸・鳴門ルート
  • その他:模型で再現?したい

 私鉄ではあるが、夜行列車とか長距離急行とか欲しいから、関西としては珍しく国鉄・JRと相互乗り入れさせたいと思っている。しかし、神戸〜大阪間は官鉄・阪急・阪神・(阪神)軌道線と、並行して多くの路線が走っているのでここにさらなる路線を差し込むのは想像しにくい。そこで注目したのがこの未成線だった。

京神急行電気鉄道(参照したサイトを掲載)

gentramb.hatenablog.jp

かつて計画されつつも実現しなかった、京都〜神戸を大阪を通らずに結ぶ路線、京神急行電気鉄道。これならまだ少しは存在意義を見出せる。ということで、地図上に架空の鉄道を自由に書く事ができるサイトで線を引いてみた。

神原急行鐵道http://railway.chi-zu.net/129798.html

 

詳細は次回に解説するつもりです …

3D CADでパーツ作り

 今回はsimutransから離れてみようと思う。ここ数日はFusion360という3D CADソフトでNゲージのパーツを作ることにハマっている。まだソフトを見様見真似で使っている状態で、現物をノギスで測りながら制作している。

  • KATO DD51 旧ロット_スカート

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現在出力したのはコレだけ

 3Dプリンターでパーツを作ろうと思ったキッカケの作品。元々KATOのDD51を所有していた。中学生の頃、カプラーを交換しようと分解し、真ん中の棒を折ってしまった。その時は(今もだけど)工作環境がなく、シャーペンの芯を挿して修理したが、いつかは交換したいと思っていた。Assyパーツの設定はあったが、旧ロット品のパーツはどこも売り切れており、自分で作って直すのならということで3D CADソフトを使い始めた。

 細かいディティールはめんどくさいので作らなかった。DMMの3D出力サービスで作ってもらい、晴れてDD51を修理することができたのだった。しかし図のままだとステップが干渉したので現物合わせで削った。後々データのほうも修正しとこう。なお、素材はナイロン、黒染めのオプションを付けたので塗装要らずで済んだ。

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もう少し修正したい

 2作目はトイレタンク。TOMIXからトイレタンクは発売されているが、汎用品だからかブルトレの客車だと少し位置がズレてしまう。そこでブルトレ用の専用品を作ろうとした。細かいディティールは求めてないが、ステップの形状を見直そうと思っている。

  • Bトレ 機関車用内部ブロック

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中古で探してもいいけど・・・

 数ヶ月ぶりの作品。中古で集めたBトレ機関車が、接着剤で組み立てたので内部ブロックが無く、それならばと制作。少し値段が張るけど、スチールで出力したらウエイトとしても使えるだろう。Bトレに関しては、メーカーの製品展開が終了した今、動力を設計する方がいいかもしれない。

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大まかな形

 最新の作品。ボディマウントTNカプラーに対応する前のTOMIXブルトレ客車に、ボディマウントカプラーを付けようとするもの。ダミーカプラー 取り付け用の爪はあるので、それに合うように設計しているところだ。別に接着かねじ止めでもいいのだが・・・。
 

simutrans神原 配線のリアル?な貨物駅を 2

 今回は製作編です。

 

 まずは周りの列車が退いた隙に線路を撤去。そしてホームの分の線路を敷設。18マスとっておいたが、この駅の荷役線の有効長は12マス、そしてここを発着する列車は貨車を増解結させないので、6マスも余ってしまっている。

 なお、現実では列車の長さより荷役線の有効長が短いことが多く、その場合貨車を列車から切り離して荷役線に押し込む。(参考)中央本線竜王

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線路を再設置 左下の駅?はとりあえず無視


 駅構造としては、左上側から順に

  • 荷役線2面4線
  • 仕分線(右方面)
  • 着発線(右方面)
  • 通過線(右方面)
  • 電車線旅客ホーム1面2線
  • 通過線(左方面)
  • 着発線(左方面)
  • 仕分線(左方面)

右方面線・左方面線・荷役線は、左方面に伸ばした引き上げ線で繋げる。

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引き上げ線(なぜ高架?) ゲーム的には別の駅扱いにした 

あとは線路を繋げて・・・

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接続完了 右は高架の下

引き上げ線の横に快速追い抜き用の信号所を設置(消すかも)

架線・信号・ホームを設置。

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架線を設置 この時点では着発線にホームがある

 しかし、ここで問題が。当駅始発の貨物列車は、

荷役線[宮崎駅

引き上げ線[宮崎駅(信)

着発線[宮崎駅

輸送先

と進むのだが、この場合着発線にホームがあるとそこで荷役をしてしまうのだ。コレでは荷役線の意味がなくなってしまうのでホームを撤去。

荷役線[宮崎駅

引き上げ線[宮崎駅(信)

着発線

輸送先

コレでやっと荷役線で荷物を積むようになった。

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宮崎駅 完成形

 今回の貨物駅制作にあたって、東海道本線の旧東灘信号所(現:摩耶駅)の配線を参考にした。方向別複々線の中の貨物駅というのがあまり無くて苦労した。(だいたいの貨物駅は本線から分岐して設けられる)

 

 

simutrans神原 配線のリアル?な貨物駅を 1

 simutransにおいて貨物駅を作るとき、貨物ホームを本線から分岐させた支線に設置してオシマイにすることが多い。しかし、現実の駅の配線はもっと複雑であり、リアルさに欠ける。このマップでは、鉄道模型ジオラマ的な景観重視のプレイをしていることもあり、リアルな貨物駅を作ってみることにした。

 

 今回手を加えるのは下の図の駅。いちおう前宮崎駅を名乗っている。

  • 車扱貨物・コンテナ貨物(材木)取り扱い
  • 貨物ホーム(荷役線)は行き止まり式
  • 普通列車が停車

この条件のもと、改良していこうと思う。

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改良前の駅 とりあえず平面交差は避けている

 貨物駅は、基本的に着発線・荷役線・仕分線で構成される。(貨物列車がほぼコンテナ車のみになった現代において、最近は仕分線が無く、着発線・荷役線が統合されたものも多いが)今回の場合、着発線と仕分線が存在しないので、どうにか組み込む必要がある。

 

simutrans神原 ようやく本線全通!

 ようやくこのマップでの主要幹線を全通させた。とはいっても、沿線の開発はこれからであるが。

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現在の神原地方

 こうやって全体の地図を見てみると、ちょっとイタリア半島に似ているような気がする。上側の海はアドリア海、下側の土地はデカいシチリア島or近すぎるアフリカ大陸と行ったところか。サレント半島がかなり膨らんでおり、オトラント海峡が地図外に追いやられてる。今後もしかしたらイタリアに因んだ地名をつけていくかもしれない。

 今回の延伸でできたマップ端の駅は、ちょっと趣向を凝らすため、JR西日本西明石駅を参考にしてみた。特急や新快速などの長距離列車はトンネルの向こう側へと通り抜けるが、普通列車は折り返して車庫に入線する。

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西のマップ端 四日市

 駅構内の隅っこに旧貨物ホーム的なものも作ったが、あまり配線に自信がない。昔の貨車の取り扱い方がいまひとつイメージできてないからだと思う。


simutrans神原 数ヶ月ぶりに復帰

 

 前回の記事が5月23日と、実に数ヶ月ぶりの更新になってしまった。

 大学の授業がオンラインになり、課題が次々に出されていくなか、なかなかやる気になれずに手をつけてずじまいになってしまっていた。そうなると、もはや大学のページを見るのも嫌になり、ついにはパソコンを開くのまでが億劫になってしまっていた。流石に留年はやめとけと親に言われたので追い込みで課題を出したが、果たして今後授業についていけるのだろうか・・・。

 

 はてさて、ようやく夏休みに入り課題の心配がなくなったところで、久しぶりにsimutransを起動してみた。アップグレードをしつつ新アドオンを探すが、幸いあまり増えていなかったので、少し安心した。

 まず始めに、操作の確認がてら炭鉱島の手直し。炭鉱の数を減らして生産量を抑えつつ、石炭列車をプッシュプル式にして機回しのスペースを省略。バス停も全部再設置して路線を簡潔にした。

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左が手直し後

 

 とりあえず、こんなところで復帰報告としよう。 

simutrans神原 OTRPでダイヤを組む(バス編)

 ようやくコロナ騒ぎが少しでも落ち着いてきたこの頃。でもまだちょっと様子見がいいかな・・・

 

 今回は、今までのビル街の北側に住宅街を作ったので、一気に市域が広がることとなった。それに合わせ、「神原市交通局」と別会社を建ててバス路線も開設。

ビル街の方は、あまりのもビルが集まっていて道路が見えづらくなってしまい、バス路線の設定がしにくかった・・・。

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市域が拡大された神原市 あまり山は削らないつもり

バス路線開設に伴って、今まで導入していたもののあまり使ってなかったOTRPのスケジュール設定機能を使ってみることに。

 

 OTRPでダイヤを組めるので、その方法をメモ書き。とりあえず追い抜き・追い越しのない、つまり各停しかないバス路線・鉄道線なら問題ないと思う。

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神原東停 (5)路線の始発停留所
  • 神原市交通局(5)路線:神原東停→上神原駅→神原東停

この路線の運転間隔を揃えるため、まずバスを走らせて往復するのにかかる所要時間を調べる。

 1:所要時間を調べる。

 上図で先頭にいるバスは・・・

     10月0545 神原東停 出発
     10月1092 上神原駅 折り返し
     11月0180頃 神原東停 到着
 という感じで走った。所要時間の計算式は・・・・

  • 月を跨いだら

     (一ヶ月の時間-先月の出発時刻)+今月の到着時刻=往復所要時間

  • 月内なら

     到着時刻-出発時刻=往復所要時間

 よって今回は・・・
     (1440-545)+180=1075

 0000に出発したとするなら1075に帰ってくる。

※simutransでは一ヶ月がデフォルトだと1440等分される。スケジュール設定ではこの数値を使う。

 

 2:車両を用意する

 この路線にはバスを35台用意した。これらのバスは、先頭バスが帰ってくるまでに始発停留所を出発しないと、詰まって運転間隔がずれてしまう。

     往復所要時間÷路線の車両(編成)数≒運転間隔

 よって・・・

     1075÷35≒30.7

 31かちょっと長めの間隔で発車させたらバランスよく動いてくれる。